ただその速度が以前は少し遅かっただけなのです。
校長先生はこの本を取り上げ、「 現在に生きる私たちは、冷静に、人間性を失わずに行動しましょう」というメッセージを伝えたのです。
著者/ドメニコ・スキラーチェ(Domenico Squillace) 1956年、南イタリアのカラブリア州・クロトーネ生まれ。
当時の様子は、まるで今のコロナ時代の私たちのよう。 スキラーチェ校長は「こんな時にこそ良い本を読んでほしい」と勧め、「集団の妄想に惑わされず、冷静に、十分な予防をしたうえで普通の生活を送ってほしい」と呼びかけた。 2s linear;-ms-transition:background. こんな未曽有の事態に、イタリアの学校はどういう対策を取ったのか。
11私は、この手紙を読んで、自分の人生の一番辛かった時を思い出した。
世界のあちこちにあっという間に広がっているこの感染の速度は、われわれの時代の必然的な結果です。
スキラーチェ校長にSkypeやZoomなどを通じて連絡を取り、日本の生徒に向けた「追伸」の加筆、親や教師へのアドバイスを求め、一冊にまとめた。
冒頭、校長が紹介したのは19世紀イタリアの作家アレッサンドロ・マンゾーニの小説「いいなづけ」。 でも、いくら辛くて、頭の中が真っ白になったとしても、一瞬で問題を解決してくれる方法など、なかなかあるものではない。
9;-webkit-transition:background. 心が死んでしまったようで、どっちが出口だか、わからなかった。
せっかくの休みですから、散歩したり、良質な本を読んでください。
この日々を、散歩をしたり、いい本を読んだりして過ごしてほしいと。
私たちの高校は、私たちのリズムと慣習に則って市民の秩序を学ぶ場所です。 趣味は旅行、読書、映画館へ行くことで、犬好き。
13現在新型コロナウイルスの感染者が300人以上出て対策に奔走しているイタリア北部、ロンバルディア州の州都、ミラノにあるアレッサンドロ・ヴォルタ高校のドメニコ・スキラーチェ校長が書いたメッセージは、イル・ファット・コティディアーノなど現地メディアが全文を伝え、「その通りだ」「なんて素晴らしい校長だ!」「こういう教師に教えを受けている生徒たちは希望の源だ」といった反応が相次いでいる。
ドメニコ・スキラーチェ• 4 ;filter:drop-shadow 0 0 2px rgba 0,0,0,. 2020年5月1日(金)『「これから」の時代を生きる君たちへ』発売 株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:秋山和輝)は、イタリア・ミラノのヴォルタ高校スキラーチェ校長がホームページに掲載した「生徒への手紙」全文と、日本の若者に向けて執筆したオリジナルの「追伸-日本の生徒への手紙」を収録した『「これから」の時代(とき)を生きる君たちへ』を、5月1日(金)に発売します。
ヴォルタ高校では数学、化学、歴史、文学、哲学を中心にZoomを使ったオンライン授業を行い、宿題や課題のやりとりはEメールやWhatsApp(LINEのようなメッセージ交換アプリ)で行います。
休校中の心構えを説いた、生徒への強いメッセージは、生徒のみならず多く人の心に響き、日本でも話題となりました。 「外国人やよそ者を危険だと思い込こむ、制御のきかない噂話やデマ、根拠のない治療、生活必需品の奪い合い、(17世紀の混乱の様子は)今朝の新聞から飛び出した言葉を読んでいるように思えてくるのです。 この校長先生のメッセージは素晴らしいですね! イタリアの文学作品は分かりませんが、非常に作品の内容と今の状況が似ているわけです。
19「外国人やよそ者を危険だと思い込こむ、制御のきかない噂話やデマ、根拠のない治療、生活必需品の奪い合い、(17世紀の混乱の様子は)今朝の新聞から飛び出した言葉を読んでいるように思えてくるのです。
important;text-decoration:none;opacity:1;overflow:hidden;-webkit-box-sizing:border-box;-moz-box-sizing:border-box;box-sizing:border-box;-webkit-transition:all. イメージ 新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めようと、政府が全国的な学校の休校を要請して議論が広がっている。
合理的な思考で私たちが持つ貴重な財産である人間性と社会とを守っていきましょう。
では、休校中の生徒は、どうすればいいのだろうか? 校長先生は、感染に気をつけた上で、「なるべく、いつも通りの生活を続けるように」と伝えた。 jp-carousel-next-button:hover span,. important;text-shadow:0 0 8px rgba 0,0,0,. 目に見えない敵によって脅かされていると感じる時には、同じ人間同士なのに、他人を脅威や潜在的な侵略者のように見たりする危険があるというのが先祖から受け継いだ本能なのです。 冷静さを保ち、集団のパニックに巻き込まれないこと。
16「いま、最も大切なのは、人間らしい思いやりを忘れないこと」 イタリア・ミラノのあるロンバルディア州では、新型コロナウイルスが急速に蔓延し、2月24日、突然の休校措置がとられました。
当時のイタリアは、世界最悪のペースで感染者が増え、医療崩壊が始まっていました。
いずれにせよ、マンゾーニの小説を読んでいるというより、今日の新聞を読んでいるような気にさせられます。