お姫様らしかならぬ言動の数々は痛快で、芯のある真っ直ぐな性格が爽快であり、聖母のような優しさを放つフェリアには憧れること間違いなしです。
そして、フェリアの身体的特徴や言論を逐一マクロンに報告する。
ーーーその頃パーティー会場では、1番目の妃候補で7歳のセナーダ国の姫の 兄・第三王子・ アルカディウスも参加していました。
超ネガティブ思考のヒロインが自分のことを飾ることなく、健気に相手のことを思って尽くしていく姿が愛おしくて、読むだけで心が温かくなる名作です。
18「なんということか!失礼した!」 アルカディウスは謝ると、着替えさせようとフェリアを連れて行こうとしましたが、 フェリアはその辺りにあったワイングラスを手に取ると、その中身をアルカディウスにかけ 「これでおあいこですわ」 と笑いました。
」 とアルカディウスが驚いた顔で言うと、 「私ここで知っている殿方はただお一人だけですの。
) 紹介者が考える『31番目のお妃様』の伝えたいこと(考察) 『31番目のお妃様』では、フェリアのありのままの自分でぶつかっていく姿を伝えたいように思えます。
【 31番目のお妃様】最新話ネタバレまとめ! 『 31番目のお妃様』1巻ネタバレ 1話ネタバレ 22歳でこの時代行き遅れだと言われている歳になったフェリアは、 なんと王様のお妃様候補31番目に選ばれる。 ミミリー令嬢 15番目の妃候補。
しかし、他の妃候補たちの嫌がらせにも一切屈せずに真っ向から立ち向かい、ありのままの自分で誰にでもフラットに接していて、敵対していた者にまで救いを手を差し伸べる聖母のような振る舞いをするため、フェリアに惹かれずにはいられません。
気位が高くマクロンの前でもニコリとも笑わない。
」 と言うので、これが嫌がらせなんだと分かってるんだなとケイトは感じ、 この姫に兵士らが入れ込むはずだわとケイトは納得しました。
全読者がヒロインの幸せを願わずにはいられないほど儚げなヒロインが描かれているので、ぜひ合わせてご覧ください。 31番目の妃で、王様とは1番縁遠いフェリアは嫁げるなんて一切考えておらず、はじめの3ヶ月で帰る予定でした。 1番目の妃候補の後見人としダナン国にやってきていて、真の目的は外交をすること。
これは女官長の嫌がらせ・・・そして作戦で・・・?次回の話の続きが気になります!. 「・・・妃は?」 そう聞かれたフェリアは、 「お気になさらずどうぞお召し上がりください」 と笑いました。
「じゃあ普通の令嬢って何をしてるのよ!?」とフェリアが言うので、 「1に教育、2に作法、3にダンス!」 とケイトがズイッと攻めてくるので、思わずフェリアは逃げ出しました。
お約束しましたから。
これが最後になるものね・・・」 フェリアは少し寂しそうにそう言いました・・・ ーーー翌朝 マクロンが起きて邸から出てきたので、フェリアは庭に朝食を用意し 席に案内しました。 正妃の座にしか興味がないと分かっていても、 涙する女性を突き放すのは流石のマクロンも心が痛みました。
4」 公爵がそう言うと、 「11番目のお妃様の担当侍女がボヤ騒ぎに一枚噛んでおられます。
また生涯を共に背負える妃がいるか苦慮していたが、名乗りもせずに自分のことを気遣ったフェリアには惹かれるようになって…。
ブッチーニ侯爵 ミミリー令嬢の父親。
そして・・・図らずとも31番邸のにぎやかな状況はフェリアの知らぬところで 話題になって行き、フェリアと同じく嫌がらせを受けている低位の妃らは、 兵士からの話を聞き、羨望のまなざしを、 また高位の姫らには楽しく刺激的な話として武勇伝は伝えられていきました。 それが伝わったようで本当にホッとしました。
これは分が悪いと分かった公爵はサブリナの元へ戻り、 「サブリナ・・・引いた方がいい。
」 フェリアはそう言うと、カップに注いだ薬草茶をマクロンに差し出し邸を出ました。
」 フェリアが目覚めの一杯を差し出すと、 「いい香りだ」 とマクロンはフェリアの顔を見て言いました。